意中の建築
(〝意中の建築〟上・下巻
中村好文さん作
新潮社)
片桐はいりさんの家の近くに
住んでいた頃、通勤路に
ひどく興味深い家がありました。
道路に面した塀が特徴的で
気になって仕方がないのです。
もちろん覗くことはできなくて。
どこでヒントを得たのか
忘れてしまいました、
有名な建築家である
この家の主を知りまして。
その家が、この
〝意中の建築〟に載っていて
この本、見たことある!
この本が
中村好文さんに
興味を持ったきっかけだった!
思い出したのでした(^^)
塀の向こうはこんな家なのか…
当時はパラパラと
配置図を眺めた程度でした。
今回は上下巻、ゆっくり
読むことができまして。
〝有名な建築家〟
清家清さんの
軽妙かつユーモラスなお話、
一部を知っただけで
さらにさらに
清家さん流・建築語りを
聴きたくなりました。
〝著書も多い〟そうなので、
今度は清家清さんの本を
探して読みたいです。
『「もともと家というのは
先祖を祀るための場所であり、
つまり家は冠婚葬祭ができるところ、
葬式の出せるところ」なのだそうです。
そして
「宅という字はむしろ
容れものをあらわす」そうです』
(〝意中の建築〟下巻より)
…〝宅〟にしか
住んだこと無いなぁ…
…〝宅〟暮らしが好きかも…(^^)
ぷか…⚮̈