祈りの森 眠りの谷

「毎日の生活そのものが祈り」へ思い至った物語りです…⚮̈

窓-WIND+OW-

(〝家相の科学〟
清家清さん作 
光文社)



私が〝建築〟に
興味を持つきっかけになった
建築家の清家清さんのご自宅
〝私の家〟
登録有形文化財、とは!
たった今、ウィキペディアで
知りました(^^)


昭和44年!発行の
〝家相の科学〟
家相とは
『占いの一種で、
人相や手相などの仲間と同じく、
古代中国に生まれたものです。
このように、相、つまり
物事の形にあらわれたものを
判断することで
運命を占う方法を
相学と言います』
『家相は迷信である、
ナンセンスとかたづけられてきました。
しかし、よく調べてみると』
『建築学的、住居学的に
根拠を持つものが
けっして少なくないのです』
『科学時代の家相秘伝』
(〝家相の科学〟より)


令和時代の今読んでも
とーっても面白い内容(^^)

おおいに頷きながら、
読み進めております。


(〝受胎告知〟
フラ・アンジェリコ作
サン・マルコ修道院・イタリア
絵はがき)


日本と西洋では気候の差から
〝窓〟についての発想が違う。
『日本の窓の語源は間戸で、
はじめは、柱と柱の間にある
襖や障子を意味したのです』
『対して西洋のウインドーが
WIND(風)+OW(目)であるように、
風穴、風の目という程度の
大きさしかありません』
(〝窓は、東向きが大吉〟より)


2009年フィレンツェにて、
サン・マルコ修道院へ。
2階奥の院長室展示が観たくて
階段を上がっていくと
階上真正面に
窓からの柔らかい陽ざしがそそぐ、
フラ・アンジェリコ
〝受胎告知〟のフレスコ画が
見えてきました。


…崇高な…


大天使ガブリエルの羽が
金色に目映く輝いて見えるのは
あの場所に描かれているから。
しばらく見惚れました。


それに比べ、
2階廊下にずらっと並んだ僧坊。
窓の無さが息苦しくて、暗い。
各部屋の聖なる壁画を
〝怖い〟と感じたことが
印象深いです💧


今考えると2009年、
〝受胎告知〟を照らした窓、
描かれた当時は無かったのかも?
知識が増えると
そのぶん想像も膨らみます(^^)💓


↑台所(かまど)は
東or南東向きが吉だそうです。


昨年末、
塩作りで伺った家は
古民家再生の建築でした。
大部屋の周囲がぐるっと障子…
〝間戸〟でした⭐️
次回伺う際は
方位磁針、持って行きます(^^)❗️


ぷか…⚮̈