祈りの森 眠りの谷

「毎日の生活そのものが祈り」へ思い至った物語りです…⚮̈

冬の宿(2) Albergo invernare

昨年の夏の終わり、
親の植木鉢、
はっさく?の木に
アゲハチョウの卵を発見。
古くて固い葉を食べることができない
幼虫たち。
どうしたらいいの?


生まれてから半世紀、
初めて、
卵から成虫まで
昆虫の飼育をしました。
このナミアゲハと関わった体験が
今も私の原動力です。



昨年は最終的に
金柑の葉を
近所の方からいただき
タッパーで育てました。
卵を産みに飛んできた
親アゲハに失望して欲しくないと
柑橘類の木を育て始めたのに、
今年は天敵の姿を見かけたことで
ヘンに神経質になり、
卵を発見した瞬間、
タッパーの中へ移動させ。
この一瞬の行動が私を捻れ歪めて、
今夏も色々、
〝どうしたらいいの?〟
心落ち着かない日々が続きました。


↑〝幼ちゃん四兄弟〟
私のそわそわした振る舞い、
かなりストレスだったのでは?
申し訳ない(*_*)


生まれてすぐ頃の日照時間が
〝越冬蛹〟になるかならないかを
決定します。
昨年よりも確実に!と
日の出日の入り時間に合わせて

遮光を繰り返した結果、
→自分も早寝早起きに(^^)


最初に蛹になった
幼一さんに違和感…殻が妙に…
昨年のコたちが〝薄手のジャンパー〟
としたら、
ヨウイチさんは〝厚手のコート〟
みたい…
2週間たっても皆、
羽化する(蝶になる)気配無し。


アレッ(・・?)


日照時間〝13時間30分〟を切ると
〝越冬蛹〟…〝休眠〟モードに。
私の記憶違い、
〝13時間〟だと思っていて💧
数十分の違いながら
プログラムは
正確に実行されるのでした⏰


植物のZoom講義の先生に
教えていただいたこと。
〝一年通して
植物と付き合ってみる。
相手のことがずいぶん
分かるようになる…〟


今年度は来春までの
ナミアゲハさんたちとの
お付き合いとなり、
勉強が続いています。
自然の仕組みに感嘆の日々。


真冬の羽化は絶対回避したい。
〝冬の宿〟ガチで準備中。


宿を外に設置するまで
室内温度と
にらめっこ、です(^^)💦


ぷか…⚮̈