祈りの森 眠りの谷

「毎日の生活そのものが祈り」へ思い至った物語りです…⚮̈

「若き者たち」(1)

21歳で就職と同時に一人暮らしを始め
仕事と仕事のための休養が生活の全て。
動植物についての知識を得る機会は
ほぼありませんでした。


実家のベランダに
柑橘類の植木鉢が知らぬ間にありました。
夏にアゲハチョウが来て、幼虫が云々という話を
時々、聞いたかしら…


2021年晩春に実家へ引っ越し
同居人は70代女性が1人。
ベランダの植物の世話は私の仕事になりました。


8月の終わり
「そういえば昨日キアゲハが来てたのよねー」
と、同居人が。
『フーン』返事をするでもなく。


あっ!
数日後、卵5個、朝の植木水やりタイムに発見。

2021年8月27日 キアゲハ?の卵(ベランダにて)


小学生の姪の理科の学習材料になることを祈りつつ
私もチョウについて勉強しないと。


2021年8月29日 ナミアゲハ1齢幼虫(ベランダにて)


続々と孵化
誕生して、まずは自分の卵の殻を食べています。


アゲハチョウは600種いて
幼虫は特定の植物の葉を食べる
同居人が見たという、キアゲハの幼虫は
パセリ等セリ科の葉を食べるとのこと
(後に調べたら、まれにミカン科の葉も食べるみたいです)


ナミアゲハ?


異変に気付いたのは翌日だったか…


葉が食べられた跡が無い。


ということでした。


「若き者たち」(2) へつづく
 ー『おかえりモネ第16週』サブタイトル 


 ぷか…⚮̈