「おかえりなさい」
アゲハチョウの謎を調べたくて
図書館に通いました。
最大の謎は
大ちゃんが
けいれんを起こしたこと。
私をパニックに陥れた
アレが何だったのかを知りたい。
何冊も調べました。
〝けいれん〟の単語には
1回も出会えなかったです。
〝ぜんぶわかる!アゲハ〟
監修された
蟻川謙太郎教授、
ご専門は〝神経〟行動学
『寝る前に箱を開けて
幼虫達を眺めるのが日課で、
そのまま寝こんでしまって
何匹もの幼虫が私の体の上を
はいまわっていたこともあったらしい』
アゲハ大好き♡
蟻川少年の微笑ましいエピソード
知ってるんだろうなぁ…
詳細に訊ねたいなぁ…
大ちゃん、小ちゃん
出発してから2週間以上が経つ。
室内で育てた場合、
3ヶ月生きていたことがあるという。
…今…どうしてる?
10月21日朝
NHK連続テレビ小説「おかえりモネ」
東日本大震災以来、
行方不明になった妻の
死亡届を出す決意をした新次さんへ
主人公モネのおじいちゃん、
龍己さんが話しかける。
『なあ新次、
うちの雅代だけどな。
あそこにおさまってっと
案外近くに感じてよ』
仏壇に置いてある
亡くなったおばあちゃんの写真
満面の笑顔…
『いろんなことを話したりすんだよ。
んー、へへっ…
いやぁ、さみしいことは無えよ…』
スーッと
胸の中の濃い霧に
明るい光が差しました。
どうしても捨てることができず
棚に飾っておいた
大ちゃん、小ちゃんの
サナギの殻の方へ振り向くー
〝ここにいる〟
そう、感じました。
本当に、そう感じたのでした。
蝶としての生命を全うして
戻ってきてくれた…
これからはずっと
一緒にいられるね。
あっ(^^)
ドラマの題名と同じ
「おかえり、大ちゃん、小ちゃん」
ぷか…⚮̈
P.S.翌22日の「おかえりモネ」
龍己さんが育てていた牡蠣から
橅の新芽に生まれ変わった、
おばあちゃん、雅代さん。
モネが育てた若い橅の植木鉢を
しげしげと眺める龍己さん。
「かわいいな、オイ」
モネ「あげよっか?」
「ホントかっ?」喜ぶ龍己さん。
モネ「大事にしてあげて…」
愛おしげに鉢を抱える龍己さん。
雅代さん、大好きな龍己さんと
また一緒にいられるね…うれしいね…
感無量でした。
「おかえりモネ」さん、
改めまして御礼申し上げます。
本当に、本当に、
ありがとうございました!