祈りの森 眠りの谷

「毎日の生活そのものが祈り」へ思い至った物語りです…⚮̈

祈りの旅 ミャンマー エピローグ


〝シュエダゴン・パゴダ〟


市街の北、丘の上から
ヤンゴンを見守る
ミャンマー最大の聖地、
ミャンマー国民憧れの地。


紀元前585年、
インドで仏陀と出会った商人兄弟が
8本の聖髪をもらい受け、
この地に奉納したのが起源。
たび重なる拡張工事の末、
ついに大小合わせて
60余りの塔に囲まれた大仏塔になった。


屋根のついた参道の入り口で裸足に。
昼間のまとわりつくような暑さから
ほどよい生温さの微風へシフト
ゆるい傾斜の階段を上っていきます。


境内は広い上に、
多くの仏像拝殿に伴う石段
→座る場所が至る所にあるので
お坊さんや観光客、地元の人。
数多の人々がそろそろと集い、
夕のお祈りの時を待っています。


↑左側に見える仏像の光背。
背部に施された装飾、円型。
日本では
シンプルな素材で静穏、
仏像と一体化したイメージ。
ミャンマーの場合、電光板にて
カラフルにピカピカ輝きます。
この写真はまだ光ってない、残念。


『ありがたい仏様は
できるだけ華やかで
美しくあってほしいと思う
ミャンマーの人々の気持ちが、
あのような装飾に具現している』
(〝地球の歩き方 ミャンマー
2020〜21 〟より)


装飾一式、電気代、全部
仏教徒の寄進で
まかなわれているとのこと。


広い境内の中心に黄金の大仏塔。
使われている金箔の数8688枚。
最上部には
1個76カラットのダイヤモンド。
総計5451個のダイヤと1383個のルビー、
他にも翡翠などの宝石が
散りばめられていて、
これもすべて寄進だそうです。


ミャンマーでは約9割の方が
敬虔な仏教徒。
仏教、といっても
日本の仏教と違う上座部仏教。
仏典が違うので
お経も違います。



抑揚の効いた
歌っているような
もの柔らかな音楽のような…


静まりかえった境内
たおやかなお経のみ
麗しい夕闇に溶けながら
ゆっくりと
大空に上っていきますー
みんな
自然と空を見上げていて


沖縄・宮古島で送り盆の夜、
あっちの世での
ご先祖さまのお小遣い、
紙束を燃やした白い煙
夜空に昇っていくのを見上げた、
あの時を
私は思い出していました。


聖なる祈りの気持ちは
空へ上っていくんだ…


そう感じたのでした。


↑運転手さんと民家の前にて


『村の高床の部屋の中は
大抵整理されていて
広々と片付いている。
持ち物は決して多くない』
『物があふれていないのは
経済的な貧しさゆえであると
指摘されることだろうが、
〝持たざるを善とする〟
仏教徒の基本的な生活態度が
実践されているように私は思う』


『ミャンマーの人たちは、
何かにこだわったり、
とらわれることを
よしとしないようだ』
『与えられた状況のなかで
前向きに暮らしを楽しむこと』


〝地球の歩き方 ミャンマー
2020〜21 〟より 
P288 〜P289
〝ミャンマーの三種の神器ー
ロンヂー、ヤーバデー、
サヤマ〟安藤和雄さん
〝旅のヒント〟抜粋 


今回この〝旅のヒント〟を
読むことができたこと、が
この上ない心の栄養になりました。


〝地球の歩き方 
ミャンマー 2000年版〟
ミャンマーだけ無くした
訳分からん過去の自分、
サンキュー☆


そして
よくわからない理由、
「仏塔がたくさん観たい」で
ミャンマーに誘ってくれて
姫、本当にありがとうね〜(^^)/♬


ぷか…⚮̈


P.S.
〝思い立ったが吉日〟
昼ごはんに作りましたよー!
cookpadレシピ
〝NHK連続ドラマ
『おしん』の大根めし〟
大根もごはんも甘くてふんわり♡
美味しゅうございました♡♡


さぁ!
今晩これから
〝鎌倉殿の13人〟&
〝パラリンピック閉会式〟です‼︎
テレビへ一点集中します‼︎!