祈りの森 眠りの谷

「毎日の生活そのものが祈り」へ思い至った物語りです…⚮̈

祈りの旅 ミャンマー(2)

ミャンマー到着後、首都ヤンゴンで
泊まったホテルは
翌日一泊する宿での不眠を
補うことを織り込み済みのような、
疎い私も知っているほどの
高級ランクホテル。


夜遅いので
夕食はホテルのレストランで。
豪華な中華料理にまったりと
優雅な時間を過ごしました。
お会計のために女性ウェイターさんが
我らテーブルに来て…


「サプライズ プライス?」


ビックリお値段?値下げ交渉か??
ここみたいな高級ホテルでも
そんなことするのっ?
目を見開いて、
私がフリーズしていたら


「イエス、セパレート プライス」


姫が答えました。


あ、あー…そういうことか…
聞き間違い(._.)
レストランを出て歩きながら
私が硬直した理由を聴いた姫、
「アンタ、本当おかしいねっ」
廊下で大爆笑止まらず(^。^)


翌早朝、飛行機で
〝世界三大仏教遺跡〟のひとつ
〝バガン〟に向かいました。


機内で姫が
「ぷかー、
昨日のサプライズプライスが
おかしすぎて、私、
初めて旅日記にアンタのこと
書いちゃったよ(^^)」と。


彼女は常に
古めいた分厚い手帳を携えて
空いた時間にとても細かい字で
ページにぎっしり、何か
記しているのは気付いていました。


一緒に旅するようになって一年くらい。
国内旅行もその間、数回はあって…
私に関する初記載が、昨晩の
〝ビックリお値段〟とは何とも…(u_u)
彼女の旅日記、読んでみたかったなぁ…


現地女性ガイドTさん、私たちと同じ歳。
日本に数年いたこともあるそう。
親近感アップ!
「〝パゴダ(仏塔)群の夕刻情景観光〟、
ロンヂーという民族衣装着ていると
気分が上がりますよ。
今注文すれば、寺院を回っている間、
昼過ぎには仕上がります。」
Tさん、ナイス提案♡
マーケットに向かいました。


女の子が頬や鼻に塗っているのは
〝タナカ〟という
ミャンマー風日焼け止めです。
『ミカン科の小高木(和名ゲッキツ)の
樹皮の部分をすりおろしたもの』
『タナカの粉には日焼け防止以外にも
保湿や殺菌、
肌荒れ防止の効果があるとされ』
『日本の化粧品メーカーが
タナカのコスメを
研究しているといううわさもある』
(〝地球の歩き方 ミャンマー
2020〜21 〟より)


柑橘類だったとは(^^)


私が持っているのは
キバのある象の張り子。


『ミャンマーの人々にとって、
〝八曜日〟は生活の一部。
〝何日に生まれたか〟よりも
〝何曜日に生まれたか〟が重要で、
生まれ曜日によって
その人の基本的な性格、人生、
他人との相性が決まる』
(同上)


水曜日が午前と午後に
分けられているので〝八曜日〟
各曜日には星や方角、動物も表され
私は水曜午前生まれ、動物→
〝キバのあるゾウ〟


仏塔境内では
必ずそれぞれの方角に
八曜日の祭壇が立っています。
無論、お参りしてきましたよ♬

↑旅した時のスケジュール帳日記
〝K〟はチャット、現地通貨です


ミャンマーで私が接した方たちは
しなやかに穏やか、和やか。

のんびりハッピーに
過ごしました…バガン宿での
お昼寝タイムまでは…(^^)


ぷか…⚮̈