祈りの旅 宮古島(4)
ヤエビシに向かって出航です!
『八重干瀬(〝ヤビジ〟が統一された呼称)
宮古島の北、南北10km、東西7kmの海域に広がる
周囲約25km大小100以上のサンゴ礁から成り立つ
日本最大級のサンゴ礁群』
『その面積は、宮古島の1/10、
暗礁や礁斜面まで加えると1/3にも達し
〝幻の大陸〟と言われているほどである』
鳥瞰すると
最初はね、
大変美しい〝宮古ブルー〟に
はっちゃけておりました、私。
まるっと忘れていました、
〝乗り物酔い体質〟であることを。
今〝水中写ルンです〟
販売されているのでしょうか?
二日酔い+ずっと海でプカプカ…
早くも昼過ぎ
船…デッキの片隅でランチも摂れず
『決めた
きれいな海をみながら一日中寝ていよう』〜♪ 状態
…ある意味、夢が叶ったという…(T_T)
夕方、港で片付けをしていると
船長〝きまぐま〟を見つけて
気安げに近寄ってくる男性が。
おーっ!帰って来てたのかー!
〝きまぐま〟も
これまでにない笑顔。
(「しろくまカフェ」
シロクマさんとグリズリーさんは幼なじみ ^_^ )
「お前たち、すごいな。
高校時代の友達に久しぶりに会ってな。
今晩、送り盆で来ないかって誘われた」
私達、知らない人の家におじゃまするの?
今、宮古ってお盆なの?
ーその夜ー
一番奥の席に
ひ孫さん達に囲まれた〝おばぁ〟が座られていてー
「どこからいらっしゃった?」
「東京からです」
「遠いところから来てくださって
ありがとうございます。
一緒にご先祖さまを
送っていただけて、うれしいです」
ゆっくりとした、柔らかい、
丁寧なお言葉
胸がぽぉーっと熱くなる。
私は両祖父母と疎遠な上
少女期
近所にご高齢の厳しい方がいて
叱られてばかり。
ご高齢の方が苦手でした。
一期一会
この方…〝おばぁ〟とは
きっと二度とお会いすることはないでしょう
それなのに、
ご家族と同じように
親しみ深く接していただきました。
「私達こそ
お招きいただき
ありがとうございました」
お庭にて
アルミホイル製の器へ火を点ける。
中に入っていた紙束…
これはあっちの世で使うお金
一緒に送ってあげるの。
この世のお金は
あっちでは使えないんだよ。
小さな子供たちに話す、おばぁ。
白い煙が
濃藍の夜空に吸い込まれるように
昇っていきました。
ぷか…⚮̈
P.S.「しろくまカフェ」マンガの頃から好きで
アニメ化→東京・高田馬場にホントにカフェができて
もちろん、ごはん食べに行きました♡
宮古島にカフェが移転することを知ったのは
メルカリで〝パンダくんのコースター〟を購入した時です。
なんで、急に宮古?
んでもって、行きたいなぁー!
〝しろくまカフェ・宮古島店〟‼︎