祈りの森 眠りの谷

「毎日の生活そのものが祈り」へ思い至った物語りです…⚮̈

祈りの旅 チベット(5)

↑〝地球の歩き方 チベット〟
 2002〜2003版、2018〜19
 表紙


〝高山病〟
『1800〜2500mを超える
高地に行ったとき、
気圧の低下や酸素濃度の減少などによって
人体に生じる
さまざまな症状(低酸素性)の総称』
『予防法について
標高3000m以上では
睡眠場所を前日より
300メートル以上あげない』
(〝地球の歩き方 チベット
2018〜19〟より)


出発地・成都→標高500m
到着地・拉薩→標高3650m


2時間飛行後、午後遅く
拉薩…ラサの地に降り立ちました。


外の世界は
息苦しくて動けない?
てな事は無くて
普通に歩けたので拍子抜け。
寒さも恐れていた程ではない。


変化あり、は
手荷物内の化粧水ボトル、
フタが外れて
ポーチ内がびしょびしょに
濡れていたことです。


到着ロビーで
もう一人の現地男性係員、
やはり当時同世代の
朗らかメガネ男子、
Rさんが迎えてくれました。


「ツアー2人だけって珍しいですよ。
 贅沢ですね!」


そうなのです。
姫との旅行は
ネパール、ミャンマーとも
私たち2人のみに
ガイドさんや運転手さんという、
狙って無いのに
なぜか恵まれたツアー。


ネパールの時には
ホテル従業員の中で
〝どこぞのVIPなのか〟と
噂が立ったそうです(^^)



水買えたよ!
証拠写真時も、普通に笑顔。
ビール飲んじゃってます。
ラサ初日は
〝高地に体を順応させるため〟
食後、
夜、星を観に出かけるまで
ホテルでお休み。


ホテルで室内に入ると
ベッド頭側に
酸素配管があるのを発見!
さすがラサホテル(高級)‼︎
安心だねーっ☆☆☆
喜んでいたら


「オフシーズンなので
 酸素は流れません」


すかさずWさん…


再集合までホテル館内を探検。
ガランとしてひと気なし。
売店での買い物も
人を呼びに
フロントまで行きました。


夜ー


寒いっ‼︎
星空観察どこじゃ無いっす‼︎



〝オフシーズンなので〟
暖房入らず。


私たちどうにも我慢できず
ガチガチ震えていたら
みかねたRさんが
ホテルに交渉してくれ
電気ストーブが貸し出されました。
それでも寒ーい(*_*)


お互い口に出さないものの
なんだか調子悪いな…
寝てしまえば!と。
風呂の〝ふ〟の字も無く、
2人共

早々に床に入ったのでした。


この数時間後です。


〝史上最強の頭痛〟
襲来に見舞われたのはー。


ぷか…⚮̈