祈りの森 眠りの谷

「毎日の生活そのものが祈り」へ思い至った物語りです…⚮̈

祈りの旅 チベット(2)

(Google Mapsより)


2002年3月2日早朝
羽田から関空へ
午前中のうちに
関空から
中国・広東省広州へ


『現地係員が
乗り継ぎのお手伝いをいたします
※広州にて入国手続き後、
成都までのチケットを
現地係員よりお渡しいたします』
(JTB 旅程表より)


13:30広州着。


到着ロビー、
現地係員さんを探します。
キョロキョロ…
それらしき人が見当たらない。


「待ってないなんて初めて。
 珍しいね〜」


本日中に飛行機で
四川省成都まで行く→泊
旅程表には〝広州発〟時刻の
記入が〝午後〟としか…
待つこと1時間弱…係員さん現れず。
飛行機出ちゃうんでないの?


「まぁまぁ…〝トラブル〟の
語源は〝トラベル〟と言うから…
こういうこともある、ということで」


トルコの旅、

Kさんの言葉を思い出す。
慌てない、慌てない。


「両替して
現地代理店に電話してみよう」

公衆電話で繋がった代理店からは

女性係員が空港にいるはず、と。
ロビーへ戻ると
名入りのプラカードを掲げた女性が!
会えた安心を現す笑顔で
両手を振って合図をし、
私たちが近付こうとした瞬間


「走って!」


( … )


「急いで!!」


…ハイ?


唐突さに私たち身動きできず。
女性係員が
怒りの形相で駆け寄ってきて
姫からスーツケースをもぎ取り
何の説明もなく走り始めました。
私たちはついていきながら


「私たち1時間待ってたんですよ!」
「代理店にも連絡しました」


無視無言


空港内を走って走って
ハァハァ…


渡された航空券。


Googleレンズで
翻訳してみました(^^)


「あと1時間で出発。
荷物検査、預ける」


女性係員、日本語上手くない。
単語が乱暴な上に終始高圧的。
姫は既にプンプンで目も合わせない。


私はこの場は凌がないと、で、
最低限のやり取り。
名乗らないから
名前知らないし訊ねたくもない。


…?…


姫の荷物が進まない。
X線の画面を視ていた検査員が
女性係員に何か話しました。


「中身を確認する。
 荷物開いて。
 言っています」


大量の水のペットボトルを
数人の検査員が指差して
何やら。


姫、女性係員と
別室に連行される(大汗)
私、ひとりポツンと
取り残される…


搭乗時刻〜っ(>_<)‼︎


ぷか…⚮̈


P.S.

観に行ってきました!
伝説のロック歌手
クレイ・キャロウェイ役
声優初挑戦、
稲葉浩志さん目当て o(^-^)o♡


映画、カラフル綺麗で
とっても面白かったです。


B'zが青春そのものだった私
稲葉さんの歌唱に
ワ〜ンと胸が熱くなりました。
北海道から福岡まで
日本中追っかけたドーム公演。
LIVE-GYMを彷彿とさせる
ワンシーンに涙、涙、涙でした🥲✨