祈りの森 眠りの谷

「毎日の生活そのものが祈り」へ思い至った物語りです…⚮̈

祈りの旅 チベット プロローグ


↑ 2002年 写真展チラシ 


ネパール、ミャンマー
一緒に旅した同僚〝姫〟から


世界旅行という世情では
無かった数年を経て
久しぶりの旅の提案


「〝五体投地〟を実際に観たい」


「〝五体投地〟って何?
 …何処で…?」


「チベット」


チベット…何処?


(Google Mapsより)


☆印は国内で
行った場所や行きたい場所
たくさんあり過ぎて
沖縄、埋もれています(^^)


〝チベット〟見えず。
〝チベット〟で検索すると



まだ出てこない。
指で地図を広げて…


ありました!



位置分かっていなかった。
モンゴルに近いと盲信していました。


中華料理、時々ムショーに
食べたくなる。
横浜中華街は
何度も行っているのに
隣国、中国には
行きたいと思ったことが
ありませんでした。


この機会に行ってみるか…


↑チラシ裏面


引き気味なゴーサインに
〝旅心を盛り上げて欲しい〟
姫の熱いお誘いで
彼女が心酔していた日本人探検家、
関野吉晴さんのトークショーへ。


〝五体投地〟とは
『五体すなわち両手・両膝・額を
地面に投げ伏して、
仏や高僧などを礼拝することである。
仏教において最も丁寧な
礼拝方法の一つとされ、
対象への絶対的な帰依を表す』
『インドやチベットにおける仏教徒は、
このように五体投地を行い、
礼拝しながら少しずつ前に進んでいき、
聖地へ巡礼するスタイルが一般的である。
勤行や修行に入る僧侶や檀信徒が、
本尊の前でこの五体投地で礼拝する』
(ウィキペディアより)


ギャラリートークの時
〝五体投地〟で
聖地ラサへ向かう仏教徒さんの動画、
見ました…過酷にもほどがある…


ここまでする意味は?


トークショー後、沈んだ気分。
新宿タカシマヤからの帰り道、
夕方でした。

忘れられません。


渋谷のある信号で
前から渡ってきたー


「ぷか、見て!
〝五体投地〟してる‼︎」


(Google Mapsより)


地面を這いつくばりながら進む
一人の男性の姿が!


「ぃや、あれは
〝ほふくぜんしん〟でしょ。
どう見たって!」


「違う、〝五体投地〟」


彼が視界から消えるまで
立ち止まり議論、
興奮する私たち。


と、いうか。
私たち以外の人、
彼を気にせず
普通に通り越していけるのは
ナゼ?
摩訶不思議な街、東京。


↑ チベットのホテル売店で購入
〝マニ車〟ペンダントトップ、です。


姫の想いとは逆に
私は旅心が萎えたのでした。
旅には行きましたよ…


『過酷!この旅 過酷!』でした(*_*)


(↑〝水曜どうでしょう〟
〝ユーコン川160キロ〜地獄の6日間〜〟
 名言 より ^_^ )


ぷか…⚮̈